子ども俳句大会
北枝忌子ども俳句大会
立花北枝(たちばなほくし)という江戸時代の俳人をしのんで開かれる俳句大会です。皆さんは松尾芭蕉(まつおばしょう)という名前を聞いたことはありませんか?北枝はそのお弟子さんの一人で、芭蕉が金沢へ来られた時に、直接俳句の手ほどきを受けています。俳句大会は毎年5月の中頃に、北枝のお墓のある「心蓮社」というお寺さんで開かれます。俳句の作り方も教えてもらえます。このコーナーでは、俳句大会のお知らせや大会の様子などをお知らせします。
第75回北枝忌子ども俳句大会が開かれました
夏を思わせる暖かい初夏の一日、第75回子ども俳句大会が開かれました。この日の参加者は全部で8名。思い思いに俳句の種をひろい、自分の見たままを五七五に表現しました。
優秀句(3句)
やぶでまり 風にふかれて おどり出す (付属小 3年 青木瞭弥)
くろいねこ やぶでまり見て のびをする (小立野小 5年 植田結衣)
しゃがの花 ゆらゆらゆれて おどってる (森山町小 5年 石田聖哉)
優良句(5句)
とびたって たのしくおどる あげはちょう (明成小 1年 小谷実鈴)
あげはちょう はねがひらひら やねのうえ (付属小 1年 青木里沙)
はるのこい ぴちゃぴちゃぴちゃと しずくとぶ (小立野小 2年 植田泰就)
やぶでまり 花のむこうに コイがいる (森山町小 5年 野原穂高)
やぶでまり りんとした花 ゆらす風 (長町中 1年 小谷明日香)
第74回北枝忌子ども俳句大会が開かれました
初夏の風が吹き、新緑が揺れる中、第74回子ども俳句大会が開かれました。今年は市内の小学校から合わせて9名の子どもたちが参加してくれました。子どもたちの俳句を紹介します。
優秀句(3句)
『夏の庭 木と風みんな 歌ってる』(森山町小学校5年)
『あたたかい 春パーティーだ 虫行き交う』(十一屋小学校6年)
『木々の葉を カサカサゆらす 初夏の風』(明成小学校6年)
優良句(3句)
『あめんぼが ピョンピョンと とんでいる』(明成小学校1年)
『新緑が 庭いっぱいに おいしげる』(森山町小学校5年)
『ゆらゆらと 空を泳ぐ 葉っぱたち』(森山町小学校5年)
第74回北枝忌子ども俳句大会を開きます
第73回北枝忌子ども俳句大会が開かれました
5月13日(土)、北枝忌子ども俳句大会が開かれ、金沢市内の小学校から合わせて8名の子どもたちが参加しました。会場は立花北枝のお墓がある「心蓮社」というお寺です。さわやかな風がほほをなでる気持ちのよい日でした。子どもたちの作った句を紹介します。
〇『あまがえる風といっしょに鳴いている』(馬場小学校3年)
〇『かえるたちせみたちまだか言っている』(馬場小学校5年)
〇『たぶの木の大きな屋根でつつまれる』(森山町小学校5年)
〇『あまがえる声を使って対決だ』(十一屋小学校5年)
優秀句に選ばれた4句です。子どもたちは豊かな時間を過ごし、満足して帰路につきました。