子育てお役立ち情報
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このコーナーでは子育てに関するいろいろな情報を掲載します。
令和5年度「絵本センターのつどい」が開かれます
「オランダミミナグサ」 ~会員リレーエッセイ №123~より
3年前から使い始めている有料の植物判定アプリ。そのアプリで最初に覚えた植物の名前のひとつがこの「オランダミミナグサ」だ。1年中、道端や畑などのあちこちで目にする草で、どうひいき目に見ても”雑草”にしか見えない。しかし、十把一絡げで雑草扱いするのもなんだかなあ・・・。今話題の牧野富太郎博士ではないが、雑草と言っても、みんなちゃんとそれぞれの名前があるはずだから・・・・ということで、名前覚えが始まった。
「オランダミミナグサ」。聞きなれない名前だったが、何となく音の響きがよくて、ちょっと愛らしい名前に思えた。茎がひょろひょろと長く、花と葉が小さく、あまり格好のいい草には見えない。しかしその分、手に取ってよくよく観察してみると、なかなか可憐で素敵な“花”だと気づかされる。5枚の花びらは白くて小さく、中央に淡い黄色のおしべが数本見える。葉の様子を真上から見ると、お日さまの光をたっぷり受けようと、うまい具合に重ならないようになっている。植物にはよくある形状だが、こんな小さな草でもそうやって知恵を働かせているのかと思うと、余計にかわいく見えてきた。それに何より気に入ったのが、細かな綿毛のようなものがたくさん生えていること。ふかふかと優しい感じがいい。・・・・・(中略)
最近、草むしりをしていると、「悪いなあ・・・・」と思いながら抜いている自分がいる。散歩の途中に見つけると、「あっ、オランダミミナグサ!」と小声に出してしまうこともある。そんな私を尻目に、我が家のワンコたちは、平気でおしっこをかけて通り過ぎていく。(石川県児童文化協会事務局次長 岡田秀)